エンディングダイアリー

私のこと、ときどきアイドル。

見た目年齢±3歳

美容院に行ってきたよ。もう10日以上前の話だけどね。

実に3ヶ月ぶりの美容院...前回はカット、今回はカラー。そして最後にカラーしたのはいつだったか覚えていない。

つまりとてつもなく汚い髪色をしていた。プリンというよりまだら模様みたいな。

そんな状態でもまあいっかと思いながら過ごしていた。たまに人と会うときに恥ずかしくなるくらいで特に困ることもなかったし、何より美容院という場が苦手なのでなるべく行きたくなかった。

そんな私がなぜ自ら進んで美容院へ行ったのかは、簡単に言ってしまえば特別な用事があったからなのだが、詳しくはまた別の記事にまとめることにする。

 


前日にネット予約し、ろくに地図も見ずに直行。割と慣れた駅だったから問題なく着いてしまったけど電車は一本遅らせたらもう間に合わないくらいギリギリのものに乗った。自分で予約したくせに行くのがとにかく億劫で、すぐにでも帰りたくて、逃げ出す為の口実が欲しかった。真性のクズだね。


初めての美容院ってなんでこんなに緊張するんだ?沈んだ気持ちのせいなのかやけに重く感じるドアを開けて、まず最初に目があったのは派手髪の男性美容師。私はああいった男が苦手だ...まずい...ホットペッパーの詳細希望欄、担当美容師はなるべく女性って書いておくんだったな...とかぐるぐる考えてるうちに席に案内された。結局担当は女性。よかった。


目の前に置かれた雑誌はRayとノンノとMORE。髪色汚くても見た目は年相応に見えているんだな。こういうとき本当に安心する。


前回まで行っていたところでは最初にアンケートを書かされた。

施術中の雑談は希望か否か。私は美容師さんとのおしゃべりに苦痛を感じるタイプなので迷わずいいえに丸をしたはずだったのだが、担当の美容師さんがそれはそれはもうよく喋る人で正直困っていた。それからあの手のアンケートは信用していなかったし、今回も予約時に雑談は希望しない旨を伝えていたが、気休め程度に思っていた。

「今回はどうなさいますか?」からまたどうでもいい会話が続くんだろうと思ったが、希望の色を伝えたらそれ以降は必要最低限のことしか聞かれなくて驚いた。ホットペッパーの詳細希望欄って案外ちゃんと見てくれてるものなんだな。


こうして終始余計なおしゃべりはないまま施術終了。今まで行っていたどこの美容院より疲れることなく、安心して過ごせることができた。

来る前にサロンの口コミを見たら良い評価と悪い評価に割れていて少し心配だったが、個人的には何の問題もなかった。値段も手頃だったし。

 

店を出て、駅の周辺をブラブラして帰った。鏡や窓に映る自分がいつもよりちょっとだけ綺麗な髪をしていたので、そのたびに気分が良くなるような気がした。顔はブスだけど。

 

ここまで読んでもらっておいて何だけど特にオチはないよ。 読んでくれてありがとうね。おしまい