エンディングダイアリー

私のこと、ときどきアイドル。

蚊帳の外か、鳥籠の中か。

テンポの速い会話が苦手だ
大人数でじゃれあうようなやりとり、流れを乱さない言葉の羅列に感心しながら聞いているといつのまにか自分に話題が振られていて、焦りながらなんとか返す言葉が恐ろしく間抜けで。
人に気を遣わせた挙句に場の空気を悪くして、情けない。あとは曖昧な相槌と愛想笑いが私の武器、いや、武器にもなってない。

 

三人組は難しいとよく聞くが、その理由は概ね二人と一人に分かれがちだからだろう。私は必ずといっていいほど一人の側になる。しかし私の場合のこれは一緒にいる人が悪いわけではない。私に原因があるのだ、と思う。
一対一での会話なら(ここでいう会話というのは世間話のこと)私とて出来るのだが、これが三人以上のグループになると急に難易度が増す。見えないのだ、会話のボールが。どこ向けて投げられたものなのかが分からずただ他人同士のキャッチボールを呆然と眺めている。眺めつつも目の前で繰り広げられる話について考えることもある。あー自分なら○○かも、とか、でもそれって××じゃない?とか。

 

学生の頃から集団行動が苦手だった。輪の中に入れば常に浮いている気がして怖かった。人に嫌われたくなくて、人に嫌われるようなことを沢山してしまった。もうあの頃のようなことは繰り返さないように慎重に言葉を選ぶようにしているのに、それでも間違えるから時々何もかもを投げ出したくなる。

 

LINE、返せないままもう三日くらい経つ
このまま上手くフェードアウトできれば楽になれるかな。